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芸術家と子どもの共作山車「ニュータテイシサマ」完成へ-パレード行進も

飛び込みの参加者と山車を作る子どもたち

飛び込みの参加者と山車を作る子どもたち

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 9月1日に行われる「立石フェスタ」に向けて、立石駅前通り商店街の中にある旧小林薬局(葛飾区立石1)で8月23日、イベント「立石ふしぎ発見」の最終制作が行われた。

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 同イベントは8月11日から行われており、子どもたちとアーティストが協業で、立石地区の由来ともなった山車「立石様」を子どもの発想で作るもの。できあがったオブジェを立石フェスタの当日に、子どもたちで引く予定だった。

 しかし告知不足のためか、初日は参加者が3人しかいない事態に。この日は当日参加の呼び掛けを行い、綿菓子専門店「ふわり」(立石1)による綿菓子の無料配布の宣伝なども行った結果、商店街内を行き交う通行人など興味を持つ人が店内に入り、制作を手伝う姿なども見られた。

 初日から参加した木村虎鉄(小3)くんは「お母さんがチラシを見て知った。友達と一緒に参加しているが、とても楽しい。今は大きな亀を作っている」と話す。

 イベントの趣旨について、企画担当の進藤君平さんは「今までの地域イベントは、多くの人が開催されるイベントを見学に来るというスタイルがほとんど。今回は自分たちが制作をして、参加してもらうスタイルにしたいと考えた。このイベントを通して、若い世代の人たちがまちづくりを考えるきっかけになれば」と話す。

 完成した山車は15時30分のサンパカーニバルに登場予定。小学生以下限定で、当日の参加も可能。

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