9月20日に開催される「おいでよっ!MADコンテスト」に向けて9月18日に予選会が行われ、本選作品が選ばれた。
同コンテストは30日に行われる「柴又宵まつり」の事前PRとして行われるもので、今年で2回目。同イベントでは、柴又の景色を録画した約7分の作品をニコニコ動画にアップ。約1カ月、映像と音を合成した「MAD(マッド)」映像を募集し、9月15日の締め切りまでに計25作品が集まった。
企画を担当した実行委員会の榎昭裕さんは「昨年と同じで締め切り間際に作品が集まるのが特徴。多くのユーザーが締め切りギリギリまで対応してくれたと思う。昨年も同様だが、どのニコニコ動画のユーザーも好意的に街のことを考えてくれ、参加者とツイッターなどでコミュニケーションするのが、コンテスト期間中の楽しみになった」と振り返る。
まつり当日は、18日に選ばれた13作品の中から優秀作品を決める。最終週作品には高木屋老舗(葛飾区柴又7)の草だんご100人前(約5キロ)の「塊」を贈呈。同賞品の賞味期限が1日であることから、ネットユーザーからは「無謀すぎワロタ」「これだけ1人で食べられるだろうか」との声も。同店7代目の石川幾生さんは「送付方法や受け取りなどは優勝者と相談したい」と話す。
本選では、ニコニコ生放送でも有名な、葛飾区内で綿菓子専門店を営む「ふわり」(立石1)の力也さんこと、竹内彰一さん(34)が審査委員長として参加。「動画のクオリティーはとても高い。あとはどれだけ葛飾が好きなのか、そこを見極めていきたい」という。
本選は20日19時から高木屋老舗で行い、生中継を予定する。