堀切地区センター(葛飾区堀切3)で3月23日・24日に行われた東日本大震災復興支援「岩手県産地直売会」で、堀切のご当地ゆるキャラ「ほりきりん」の着ぐるみがお披露目された。
ほりきりんは、地元小学生が描いた絵を元に2011年に誕生。まちおこしのシンボルとしてシールやハンカチなどが作られた。キリンの親せきとして堀切の名産「ハナショウブ」を頭にあしらい、つぶらな瞳と愛らしい表情で人気が高まり、このたび着ぐるみが制作された。
着ぐるみの身長は2メートル10センチと巨体。堀切菖蒲まつり運営協議会の小高定夫さんは「想像していたよりも出来上がりは、かわいらしく仕上がった。お披露目で町内を回ったところ、一緒に写真を撮りたいと多く言われ、なかなか前へ進むことができなかった」と着ぐるみの出来栄えに手応えを感じた模様。「熊本県のくまもんに負けず、ゆるキャラで全国制覇したい」とも。
会場ではご当地ヒーロー「ゼロング」のショーにも出演。ほりきりんが登場した際、会場からは「かわいい」との声も多く上がった。ショーを見に来た地元在住の男児は「ゼロングをいつも応援している。ほりきりんはとっても大きいが、かわいかった」と話す。