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柴又で水道水とボトル水飲み比べ-金町高度浄水処理システム完成で

水道水とボトルウオーターを飲み比べる水道局職員

水道水とボトルウオーターを飲み比べる水道局職員

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 柴又「帝釈天(たいしゃくてん)」(葛飾区柴又7)の参道で5月14日、東京都水道局による高度浄水処理システム完成のPRイベントが行われた。

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 同イベントは4月の金町浄水場(葛飾区金町浄水場)高度浄水処理システム完成を受けたもの。現在東京都内250万世帯に飲料水を配給する同浄水場は、同システムの導入で、カルキ臭やかび臭さを取り除きボトルウオーターと同じ水準の水を提供している。イベントでは参加者が実際の高度処理水と市販のボトルウオーターを飲み比べアンケートに答えた。

 この日は東京でも夏日を超える気温で、5月中旬よちも早い初夏を迎えた。イベントは猛暑もあり行列ができるほどの盛況で、秋田県から来た60代の観光客が「東京がこんなに暑いとは思わなかった。半袖を持ってくればよかった。ちょうど目の前に水があり、とても喉が癒やされた。自分が住んでいる土地の水と変わらないくらいおいしい」と話した。

 今回イベントを企画した都水道局東部第2支所長の鈴木浩三さんは「地元葛飾区だけでなく、多くの人に知ってもらうために柴又という場所でPRを行った。現在まで、2つを飲み比べてもその意見が半数ずつになっているのが、水がおいしくなった証拠。今後は水のおいしさだけでなく、災害時にも強い配管工事を推し進めていき、安全でおいしい水を届けて行きたい」と話す。

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