京成電鉄押上線四ツ木駅前で3月16日、駅前商店街の案内看板と元サッカー日本代表の北澤豪さんの足型の除幕式が行われた。
同看板は区内で7体となった漫画「キャプテン翼」像の建立に合わせて作られたもので、銅像を中心に商店街の活性化を目指す。看板の前には葛飾区にゆかりのある北澤さんの足型を設置。除幕式には北澤さんを始め青木克徳葛飾区長や、キャプテン翼の原作者である高橋陽一さんらが駆け付けた。
北澤さんは東京都町田市の生まれ。高校は修徳高校(葛飾区青戸1)に進学しサッカー部に所属。読売クラブ(現・東京ヴェルディ)移籍後はJリーグ初期の黄金メンバーとして活躍。引退後はサッカー解説者として活躍するほか、現在は日本サッカー協会の理事として活動している。
3年間過ごした葛飾について、北澤さんは「商店街や帰り道でドリブルをする練習をしていた。シャッターに当てないように練習していた。葛飾で道に迷うこともよくあったが、知らない人が親切に教えてくれるなど、いい印象のある街」と話す。
さらに、「この足型を見て、子どもたちが元気が出たり、目標に向かったり頑張るきっかけになってくれれば」と期待を込め、地域におけるサッカーの存在について、「サッカーチームやサッカーを入り口として、多くの人たち集まり元気が集まり地域の活性化になってくれれば。自分も地元に協力したいと思っている」とも。
会見中、大空翼が少年期に所属していた名前と同じ「南葛SC」の後援会長を担っている高橋さんから「Jリーグに昇格したら監督になってほしい」と就任要請を受けるシーンも。北澤さんは「準備しなくては」と笑いながら応えた。