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ナンカツバーガーに新味「バターチキンカレー」-葛飾の作業所で限定販売

福祉館スタッフとナンカツバーガーバターチキンカレー味

福祉館スタッフとナンカツバーガーバターチキンカレー味

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 社会福祉法人「原町成年寮 奥戸福祉館」(葛飾区奥戸3 TEL 03-5670-8111)で7月27日に開催される「やまもも祭」で、「ナンカツバーガー バターチキンカレー味」が販売される。

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  地元高校生のボランティアを募り、地域に開かれた風通しのいい福祉施設を目指して開く同イベント。当日はフランクフルト、そうめん、焼きとうもろこしなどを販売するほか、パン作り体験コーナーや金魚すくい、バルーンアートなどが行う。

 同館利用者は現在約60人。同館が運営する「パン工房ももちゃん」での製造販売、給食の配膳、その他軽作業などを行う就労支援の場となっている。パン工房は着々と実績を築き、上小松小学校(奥戸4)をはじめ、近隣の小学校や保育園などに給食のパンを卸すほか、区が主催するイベントなどにも参加。定期販売も行い、毎週火曜日は「ぱぱす奥戸店」(奥戸3)で、水曜・金曜は同施設前で販売し、焼きたてを買い求める客でにぎわう。

 ナンカツバーガーは同店の人気商品。手づくりナンに、分厚いハムカツをサンドしたバーガー。これまでは甘辛ソース味のみだったが、「新しい味を提供したい」と今夏、バターチキンカレー味を開発。200食を限定販売する。価格は通常350円だが、イベント限定で300円。

 内容は、ナンとハムカツに加え、キャベツ、マヨネーズ、バターチキンカレーをトッピング。支援員の梅本夕美子さんは「職員が研究を重ね一から手作りしている。市販のルウは一切使っていない。スパイスの利いたカレーソースは本格的なカレー店の味」と自信を見せる。同品は、パンのコンサルタントも交えて開発した経緯もあり、「辛すぎずスパイスが爽やか。夏にぴったり」とも。同施設では、ナンカツバーガーのTシャツ、「南葛・奥戸生まれのC級バーガー!」と書かれたのぼりも用意。ご当地バーガーとして定着を図る。

 イベント開催時間は11時~15時。

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