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山陽新幹線こだま「プラレールカー」運行-大型ジオラマや運転台も

プラレールカーに乗車した子どもたち

プラレールカーに乗車した子どもたち

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 タカラトミー(葛飾区立石7)、JR西日本(大阪府)、パナソニック(大阪府)の3社は7月19日から一部の山陽新幹線に「プラレールカー」を導入し、期間限定運行を始めた。

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 同企画は「新しい子ども向けサービス」として、プラレールをタカラトミーが、動力の電池やモニターをパナソニックが、車両の運用・運行をJR西が担当した3社の異業種コラボレーション。一部の「500 系こだま」号新幹線1編成の1号車を改造し、大型ジオラマの展示やプレーゾーン、子ども向けの運転台などを設置する。

 ジオラマは1メートル80センチ四方の大きさ。運転台は500系新幹線の運転台を子ども用にアレンジしたもので、ハンドルを操作すると速度メーターなどが動く仕掛けも。前面のモニター映像は1号車運転台から走行中の前方車窓がリアルタイムで投影され、臨場感を味わえる。また、授乳などに使える多目的室や大型の荷物置き場をプラレールに隣接する2号車に設置するなど、ファミリー層をターゲットした造りとなっている。

 記念撮影用の子ども制服も無料で貸し出す。プラレールのキャラクター「てっちゃん」、乾電池エボルタのキャラクター「エボルタくん」、山陽新幹線のキャラクター「カンセンジャー・ジュニア」が背景に並んだ記念撮影スポットを用意し、各キャラクターをあしらった記念スタンプ台も設置。無料貸し出しのプラレールや、車庫・洗車機をモチーフにしたクッション材の大型玩具、プレーゾーン内には本棚も用意する。専任のアテンダントが乗務し、キャラクターシールや、特定の切符での利用者にはオリジナルプラレールも進呈する。

 対象車両は、博多6時33分発・新大阪行き「こだま730」号と、新大阪11時30分発・博多行き「こだま741」号の各1号車。自由席で、特別な予約や切符は必要ない。2015年3月まで(一部運行しない日もあり)。

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