亀有の立ち飲み店「第八たから丸」（葛飾区亀有5、TEL 03-5613-8540）が9月23日、「割烹たから丸」に一日限定で変身する。

　元すし職人の店主・古澤義徳さんが、築地で仕入れる魚を安く提供する同店。2012年のオープンから「マグロブツ」（380円）、「アジ刺」（280円）、「厚焼き卵」（350円）と低価格で料理を提供している。

　同イベントは7月に続き2度目。古澤さんは「普段の『たから』では扱えない高級食材を仕入れる。価格帯も通常より高くなるが、「いつもとは違う店の雰囲気を楽しんでほしい」と古澤さん。「秋の豊漁祭り限定メニュー」とし、「本マグロ中トロのお刺し身」（780円）、「のどぐろの姿揚げ」（680円）、「和牛ヒレステーキあん肝のせ～まつたけを添えて～」（1,980）円など15種類のメニューを提供。通常の食事メニューは提供しない。アルコールメニューは通常通り。

　店内の雰囲気も変身。通常、古澤さんをはじめスタッフは黒いTシャツがユニホームだが、当日は和食の調理白衣を着用。セットの帽子もかぶり割烹店の雰囲気を演出する。BGMも有線からジャズナンバーに変える予定。盛り付けもこだわり、割烹さながらの繊細な飾り付けも行い、見た目の印象も変えるという。さらに、通常は喫煙できるが、当日は終日禁煙にする。

　「前回行った時、みんなゆったりと食事とお酒を味わっていた。立ち飲みだが、いつもと違う雰囲気を存分に楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は11時～21時。