葛飾区と足立区で1月31日と2月1日の2日間、2区連携広域イベント「葛飾×足立バル」が開催された。
「バルウォーク(バル)」とは、地域と飲食店の活性化を目的として開催されるスペイン発祥の食べ歩き・飲み歩きイベント。参加者は「バルチケット」と呼ばれる4枚つづりのチケット(前売り3,000円、当日3,500円)を購入し、各店が設定した専用のバルメニューを購入する。
両区ではそれぞれの商店街連合会が中心となり、商店街活性につなげるイベントとして開催。飲食店以外にも、電気店、美容院、文房具店、手芸用品店、寝具店、歯科医院などが参加する。
初の参加店となる「ふとんの秩父屋」(亀有3)では、バルメニューに「全そば枕+日本製カラータオル」を用意し、初日の午前中でほぼ完売と好評だった。「あきよし電器」(東金町2)では、前回のバル経験からLED電球(2,500円相当)の数を大幅に増やして対応。飲食店のバルメニューも好評で、「小千谷たきざわ」(亀有3)では、急きょバルメニューのドリンクにアルコールも追加するといった下町ならではの粋な計らいも。同日のフェイスブックやツイッターなどのSNSでも、バル参加者が店舗で昼食を楽しむ様子や、欲しかった文房具が無事に買えたなどの報告が地域情報として続々とアップされた。
2日間の同イベントでチケットを消化できない場合は、救済策として「後バル」が設定されている。後日、主にバルメニューまたは750円の金券として使用できる。