亀有のレンタルスペース「カメアリ座」(葛飾区亀有5、03-5856-3674)で3月14日、区内で初の「デコぬりえ教室」が開催される。
「デコぬりえ」とは、「ぬりえ美術館」(荒川区)の「大人のぬりえサロン」で講師を務めるyunさんが2011年に考案したもの。線画に色を塗った後、ビーズ・スパンコール・リボン・フリル・ボタン・フェルト・シールなどを自由にデコレーションし、立体感を出した作品に仕上げるという塗り絵の新しい手法。
もともと同サロンで彩色テクニックや手法を教えていたが、途中で生徒が飽きたり、疲れてしまったりする事態を受けたことが始まり。女児であれば誰でも手にしたことのある着せ替え人形を着飾る感覚で、自身の塗り絵作品のデコレーションを楽しめる。通常の塗り絵作品が立体的になった分、表現の幅も広がり、よりポップな現代アート風に仕上げたり、和紙や端切れを多用したりして、和風でノスタルジックな雰囲気の作品に仕上げることもできる。
「過去に江東区で開催されたときは老若男女17人以上が集まる盛況ぶりだった。当区内での開催は初となるため参加者の年齢層が全く想像つかないが、存分に楽しんでもらい」と催事担当者の近藤彩さん。「世代を超えた女性のコミュニケーションツールの一つになってくれれば。今後は葛飾ならではの大会も開きたい」とも。
参加申し込み締め切りは3月10日まで。