5月13日、タカラトミー(葛飾区立石7)は9月下旬に発売を予定している「こえだらいず 刀剣乱舞-ONLINE-」の原案イラストを公開し、予約受付を開始した。
こえだらいず Vol.8 『刀剣乱舞-ONLINE-』ラインナップ
「こえだらいず」とは1970年代から販売している同社の女児向け玩具「こえだちゃん」をベースにキャラクターをデザインしたフィギュア。顔パーツの表と裏に異なる表情がデザインされているのが特徴で、1つのフィギュアで2つの表情を楽しめる。
これまでにも「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」や「ハイキュー!!」など人気アニメや漫画をモチーフとしたフィギュアが人気を博してきた同シリーズ。同社広報部の山下由衣さんは購買層について「おしゃれなイメージを訴求したことで、キャラクター好きの若い女性にも人気を集めている。『こえだちゃん』をベースにした手に取りやすいデザインなので、漫画、アニメ好きのライトな層を取り込めていると思う」と語る。幅55ミリ、高さ45ミリ、奥行き45ミリという丸みのあるフォルムと手のひらに乗るサイズ感も好評とのこと。
今回、第8弾のモチーフに採用したのが、PCブラウザゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)-ONLINE-」。同ゲームは擬人化された日本刀「刀剣男子」を育成し、隊を結成して楽しむシミュレーションゲームで、女性を中心に90万人のユーザーに利用されている。今回は、ゲームの中でも特に人気の高い6人のキャラクター、「三日月 宗近」「小狐丸」「加洲清光」「大和守安定」「和泉守兼定」「堀川国弘」が立体フィギュア化。世界観やキャラクターイメージをより忠実に再現するために、同シリーズで初めて形状の異なるボディーパーツを採用した。
同ゲームをモチーフに選んだ理由について、山下さんは「話題性や前評判も非常に高く、注目しているコンテンツだった」と話す。制作のこだわりについては「個性溢(あふ)れる表情の再現と、キャラクター選定に時間を費やした。刀剣男子はデザインが非常に複雑だが、うまくデフォルメに落とし込んで、かわいいデザインにできたのではないかと思う」と山下さん。リリース直後から反響を集め、「予約は非常に好調」だという。
価格は680円(税別)。タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約を受け付けている。