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葛飾・西新小岩出身のAzusaさん NFLレッドスキンズのチアリーダーに

オーディション時のAzusa(橋詰あずさ)さん

オーディション時のAzusa(橋詰あずさ)さん

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 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のWashington Redskins Cheerleadersオーディションに4月9日、西新小岩出身のAzusa(橋詰あずさ)さんが合格した。今回の応募者は150人、そのうち合格者は8人。

IBM時代のAzusa(橋詰あずさ)さん

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 5歳から17歳までの12年間、T.Sダンスワークバレエスタジオ(葛飾区東四つ木2)でクラシックバレエを習っていたというAzusaさんだが、カールトン大学(カナダ)に進学した際にバレエを辞めてしまう。それから9年後、社会人になり「新しい趣味を見つけたい」と思っていた時、ダンスを使ってスポーツチームの応援ができるチアリーディングに感銘を受け、IBM BigBlue Cheerleaderのトライアウトを受験し、合格。以後、会社業務とチアリーダーという二足のわらじを履いている。

 チアについて「最初は何気なく、楽しそうと思って入ってみたら、どんどんはまってしまった」と話すAzusaさん。試合だけでなく、福島県相馬市へボランティアに行ったり、老人ホームでパフォーマンスをしたりすることもあったという。

 「パフォーマンスしている自分が、逆にお客さんの笑顔で元気をもらうことが多かった。ファンの方々からは『頑張ってね』と声援を頂くこともあり、チームが決勝戦に進んだ際には3万人のお客さんが一緒に応援してくださる姿を見て感動した。何よりチームメンバーとの絆が深まることがチアリーディングの醍醐味(だいごみ)と感じている」とAzusaさん。「今でもチームメンバーは親友」と笑顔を見せる。

 4月2日~9日に行われたオーディションでは、「自分のリミットを越えた瞬間があった」という。最終審査のショーで1分以上の長いダンスを3曲覚えることになり、疲労も重なり「頭がパンクしそうだったが、常にできると信じ、自分の限界をじわじわと破っていった」と振り返る。

 Azusaさんは「海外に羽ばたきたい、活動したいと思ったら、小さなことからでも良いので行動に移してみてほしい。それを積み重ねていけば絶対に大きな目標は達成できるはず」と、海外で活動を考える人々へエールを送る。

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