シンフォニーヒルズ(葛飾区立石6)別館1階ひびきで2月19日、「子どもの力を育むアナログボードゲーム講座」が行われる。
主催は、アナログボードゲームを通じた子育てや多世代交流を提案する有志団体「ぼどっこ」。講師は、元保育士で大阪の輸入ボードゲーム卸の畑直樹さん。
当日は、家庭の中でアナログボードゲームを使うことをテーマにした第一部と、教育や保育の現場での活用をテーマにした第二部の二部構成で展開する。
それぞれ2時間の講座で、アナログボードゲームを使いながら、状況や場面を想定して、遊び方や取り入れ方のコツを伝える。
畑さんは、保育の研修でドイツに滞在した際、各家庭でごく自然に親しまれていたアナログボードゲームと出合い、その力に着目。帰国後は保育士の経験も踏まえて、子どものためのアナログボードゲームの提案や講演活動を行っている。
「ぼどっこ」代表の中野裕子さんは「楽しみながらも、決められたルールのもとコミュニケーションをとって遊ぶことは、さまざまな経験につながる。短い遊びの中にも起承転結が凝縮されている」との考えから、アナログボードゲームをより日常に体験できる場を葛飾にも作りたいと有志団体を設立。遊びが子育てにどのような効果を持つのか、理論も踏まえて多くの人が日常の中で使える機会にしたいとの思いから今回の講座を企画したという。
「遊びを使って、子どもの成長に一歩踏み込んでほしい。子どもと関わるさまざまな方に、アナログボードゲームも一つの選択肢として持ち帰ってもらえれば」と、中野さん。全くの未経験の人も気軽に参加してほしいと笑顔で呼びかける。
開催時間は、第一部=10時~12時。第二部=13時30分~15時30分。参加費は一講座=1,500円(二部連続参加=2,500円)。定員は各30人。