タカラトミー(葛飾区立石3)は4月9日、自宅で作れる鯛焼き玩具「親子のたい焼きくん」を4月26日に販売すると発表した。
同商品は「おやつコミュニケーション」をコンセプトとした調理玩具の最新作。本シリーズでは初の和菓子商品となる。今年は浪花屋総本店(港区)がたい焼きを発売してから100年にあたり、各所でイベントや新商品が開発されているなど、注目を集めている。同商品はその注目に着眼し、「食の安全」「食育」などを背景に自宅で作れるたい焼き機を開発した。
同商品は付属のシェイカーに指定された料の牛乳と卵、市販のホットケーキミックスを入れ生地を作成。出来上がった生地を専用の親子(大小セット)2種類の型に流し込み電子レンジで加熱する。1つのシェイカーで親は4個、子は20個作ることが可能。出来上がったたい焼きにはあんこの他にホイップクリームやアイスクリームなどを挟むことができ、外側の生地も、ココアや抹茶、野菜ジュースなどを混ぜることで、バリエーションを楽しむことができるなど、さまざまな楽しみ方が可能だ。
同社広報担当の佐伯さんはお気に入りを「野菜ジュースを生地に混ぜ、ハムとクリームチーズを中身に入れた。おやつ感覚というよりは朝食としてぴったりだ」と話し「電子レンジを使用するだけなので、安全に調理ができる。また時間も40秒(子)からなので、とても気軽にできる。子どもの料理に取り組むきっかけになってくれれば」と目的を話す。
また同商品のCMキャラクターとして10歳の演歌歌手、さくらまやを起用。同商品のメーンターゲットとしている女児とさくらが一致するだけでなく、日本の心とされている「演歌」と、日本の伝統おやつ「たいやき」をコラボレーション。同CMには彼女のデビュー曲である「大漁まつり」を使用する。CMの放送は4月中旬からの展開で、GWのイベントでのゲスト出演も予定している。
価格は3,360円。全国有名百貨店、量販店、玩具専門店で販売する。