亀有西三睦会、みこし担ぎ手募集-地域越えた会員呼び掛ける

みこしの一番のみどころである宮入の場面(写真は08年のもの)。みこしの前で指揮をとっているのが会長の花島さん。

みこしの一番のみどころである宮入の場面(写真は08年のもの)。みこしの前で指揮をとっているのが会長の花島さん。

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 亀有の亀有西三睦会(葛飾区亀有3)は現在、みこしの担ぎ手を募集している。

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 同会は、亀有香取神社(亀有3)で行われる「例大祭」(今年は9月19日・20日開催)で西三町会自治会所有のみこしを担いでいる。会員は地元地域の住民や商店スタッフなどが中心だが、ここ数年は高齢化や引っ越しに伴う会員が減少。今回は、地域を越えた意欲のある「担ぎ手」を募集している。

 今年は約100人の賛同者・賛同企業を得て、約700万円をかけ35年ぶりに大人みこし、子どもみこし、山車の大改修を行った。同会会長で自身も55年近くみこしを担ぐ花島俊行さんは「おみこしと言うと宗教行事のイメージが強いが、お祭りを通して地域を活性化したい。中には岩手県の一関市からも担ぎ手が来るほど。今後はこちらも他の地域で担ぐなど、担ぎ手同士の交流を通して、地域の活性化の一翼を担ってくれれば」と今回の募集に期待を寄せる。

 みこしの魅力について、花島さんは「担いでいるうちに自分がみこしを動かしている感覚を覚える。また担いだ後の爽快(そうかい)感といったら説明できないくらい。まずは一度担いでみては」と笑って話す。花島さん自身も母・自身・子ども・孫の四代で祭りを楽しむほどで、「この楽しさを他のみんなにも伝えていきたい」とも。

 担ぎ手希望者には西三睦のはんてんを貸し出す。団体の申し込みの場合は西三自治会の役員の推薦が必要となる。問い合わせは「味彩」(=花島さんの店、TEL 03-3838-3814、11時~16時)まで。

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