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葛飾・鎌倉にアイスとクラフトビールの店「あくび」 おつまみアイスも販売

店主の山下ともえさん

店主の山下ともえさん

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 アイスクリームとクラフトビールの店「あくび」(葛飾区鎌倉4)が葛飾・鎌倉にオープンして、9月15日で2カ月がたった。

おつまみアイス3種盛りとシャンディガフロート

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 京成小岩駅近くの千代田通り商店街にある同店。ウェブ系の仕事をしていた店主の山下ともえさんは「もともと店を出したいと思っていた。食材の組み合わせでさまざまな種類が作れるアイスクリームの奥深さに魅力を感じた」とオープンのきっかけを話す。店名は、「アイスクリーム」「クラフト」「ビール」の頭文字を取ったもので、「リラックスしてあくびが出るほど安心して食べてほしい」という気持ちも込める。イートイン可能で、4~5人が座れる長椅子を用意する。

 安定剤や白砂糖、卵を使わずに店内で手作りしている同店のアイスクリームは、地産地消を考え、葛飾区内で採れた野菜やフルーツも使う。「アイスクリーム作りは独学。食べ歩きをしたり、本で学んだりした。有名店に直接連絡して話を聞いたこともある」と苦労を話す山下さん。「季節のものを出したいので、フレーバーは頻繁に入れ替える。来店してのお楽しみ」と話す。価格は、シングル=450円、ダブル=690、トリプル=900円、キッズ=300円。

 クラフトビールは山下さんの友人が造っているものなど数種類をそろえる。山下さんは「アイスクリームとクラフトビールは、どちらも好きなので組み合わせた。クラフトビールは今後、充実させていきたい」と話す。

 新たな試みとして、営業時間を延長し、大人向けアイスクリームを提供する「夜の大あくび」も不定期で開始。クラフトビールと一緒に楽しめるよう、アイスクリームにチーズやブラックペッパーを組み合わせた「おつまみアイス3種盛り」(950円)などを販売する。

 山下さんは「アイスクリームを通じて世界を広げてほしい。あまり知られていない食材や、破棄されるような食材を有効活用して作ったものもあり、興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。今後については、「葛飾の農家や商店街の店と交流があるので、店内のスペースを使って、実験の場として一緒にコラボができれば」と意気込む。

 営業は金曜・土曜の13時~17時。

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