葛飾区立中之台小学校(葛飾区亀有5)で11月23日、「第1回児童向けユーチューブ勉強会」が開かれた。主催は同校PTA。
講師を務めた、同校PTA広報チームのメンバーで、ユーチューバーの菊池和貴さんは「子どもたちが将来なりたい職業でユーチューバーがランクインすることが多いが、実際にユーチューブについて子どもたちが学べる機会が少ないと思った。ユーチューブの仕組みや動画撮影、編集などを経験したら、将来生かせる機会が増えるのではと考えた」と開催のきっかけを話す。
当日は会場となった同校体育館に、児童14人、保護者11人が集まった。ユーチューブのメリット・デメリットを出しながら、歴史や仕組み、動画の撮り方、編集方法、収益化などに加え、著作権や肖像権といった法律についても説明し、保護者も一緒になって熱心に聞き入っていた。
勉強会を終えて、菊池さんは「今後は小学校のイベントなどを実際に子どもたちに撮影してもらい、校内で見てもらえるような場を作っていきたい。小学生が1人で行うのは難しいと思うので、保護者も一緒になって対応できる環境作りができたら」と意気込む。
参加した小学5年生の児童は「友達がユーチューブをやっているので、自分もやってみたいと思い参加した」と言い、その父親は「子どもが興味を持っているので、親としても知識も身につけたかった」と話していた。