タカラトミー(葛飾区立石7)は12月28日、新年を祝うくじ形式のトミカ「百福トミカ」を発売した。
2013(平成25)年から展開している、「日本らしさ」「正月らしさ」を軸にしたダイカスト製ミニカー「トミカ」の新春向け商品「初春トミカ」シリーズの第11弾となる同商品。「百福トミカ」のネーミングには、昨年、タカラトミーが100周年を迎えたことにちなみ、「2025年も『たくさん(百)の福』が舞い込むように」という願いを込めている。
全6種類のラインアップで、今年の干支(えと)である「巳(み)=光岡・オロチ」をはじめ、「隼=トヨタ ・MR2」、「蝶=日産・シルビア」、「白鳥=日産・フェアレディZ」、「熊猫(ぱんだ)=日野・プロフィア」、「達磨=スバル・スバル360」の縁起の良いモチーフにしている。中身の見えないブラインドパッケージで、くじ形式として販売する。
同社担当者は「6種類のモチーフにはそれぞれに意味が込められており、年始のおみくじとして運試しをしたり、コレクションをしたりするなど、思い思いの方法で楽しんでもらえれば」と話す。
希望小売価格は各770円。全国の玩具専門店、百貨店、量販店や、タカラトミーのショッピングサイト「タカラトミーモール」などで取り扱う。