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葛飾・立石の「テツジム」が3周年 会長「皆さんの支えに感謝」

武本哲治会長とNKBミドル級チャンピオンの釼田昌弘選手

武本哲治会長とNKBミドル級チャンピオンの釼田昌弘選手

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 葛飾・立石のキックボクシングジム「テツジム」(葛飾区立石1)が2月20日で3周年を迎えた。

トレーニング中のNKBミドル級チャンピオン・釼田昌弘選手

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 同ジムの武本哲治会長は現役時代、大阪で活躍。1995(平成7)年に西日本ライト級チャンピオンになり、2000(平成12)年に30歳で引退。他の業界への転身も考える中、地元・岡山で31歳の時にジムを開業した。ジムでの指導について、「選手が試合で勝ってくれるとうれしいが、笑いながら楽しくやっている姿を見られるのがいい」と醍醐味(だいごみ)を話す。

 その後、岡山に続く形で大阪、兵庫、韓国など国内外含めて10カ所にジムを展開。現在は、立石駅通り商店街にある同ジムを指導の拠点としている。武本会長は「ここは大阪のジムと雰囲気が似ていて、最初に立石に来た時、大阪と変わらない印象を持った。会員が友達を紹介してくれるなど、皆さんに支えられてやってこられた」と3年間を振り返る。

 同ジムは積極的にキックボクシングの大会へも参加。全国各地のジムでチャンピオンを輩出しており、武本会長は「個々の特性を見つめ、型にはめない指導を考えてやっている」と話す。現在、一般会員96人、小学生~中学生のキッズ会員20人が通う。

 会員には女性も多く、「健康志向で始める人もいるが、いずれ試合を目指す人が増える」という。3年間、同ジムに通う山崎妃和子さんは「練習していると、強くなりたい気持ちになる。試合も年間にたくさんあるので目標になる。全身運動の楽しさに目覚めると思う」とキックボクシングの魅力を話す。

 武本会長は、今年で10年になるアマチュア大会「オヤジ・オナゴキック」を全国で主催するなど、キックボクシングの魅力を積極的に広める活動を続けている。今後については、「『日本列島テツジム計画』ということでジムを広げていきたい。蹴り合いもするが、仲間もできるので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 営業時間は15時~22時。

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