
「第34回かつしか演劇祭」が10月18日・19日の2日間、かめありリリオホール(葛飾区亀有3)で開催される。
同祭は、葛飾区内で活動する演劇団体が一堂に集結。年に1度、各団体が日頃の成果を発表する場で、スタイルやジャンル、世代の異なる団体が一緒に同祭を作り上げ、無料で公演を行って、演劇の魅力を伝えている。
新たな試みとして、演劇経験不問で一般から審査員を募集し、各演目を採点。採点結果を基に「かつしか演劇祭大賞」「優秀賞」など決定し、後日発表する。併せて、昨年同様、「演劇をしてみたいけど個人では参加しづらい、参加できない」という演劇好きな人を対象に、個人参加者向けのオーディションも実施。合格者は、参加団体が受け皿となり、団体の一員として一緒に稽古を行い、当日、ステージに上がる。
今年は、初参加の1団体を含む8団体が全7公演を行う。出演団体は、18日=「劇団 蓮(REN)×劇団 現芸座(いまげざ)」「LUCE(ルーチェ)」「まほろライブラリー【soir】」、19日=「Angel Fairy」「Stage Project IRISe(アイリス)」「劇団てる2 with TEAM SWEEPER」「ロキジョーンズ」。
実行委員の伴あさみさんは「舞台の最後のピースは『お客さま』。見てくださる方の思いと拍手が重なって、初めて演劇祭は完成する。入場無料なので、演劇が好きな人や演劇を見たことがない人も、この機会に気軽にリリオホールへ足を運んでいただければ」と呼びかける。
両日共に12時30分開場、13時開演。入場無料。