アートイベント「余剰の余白~『ものづくり』の文化と東京下町の生活史」第2期のアートパフォーマンスが2月23日、旧小林薬局(葛飾区立石1)で行われる。主催は、地域のリサーチに基づき、「ものづくり」「日々の労働」「都市の記憶」をテーマにしたサイト・スペシフィック(場所固有)なアートパフォーマンスを行う「igkas(イグカス) project」。
同イベントは調査型アートプロジェクトで、葛飾エリアの「町工場」の歴史と文化について、「ものづくり」や、これまで注目されることが少なかった「ものづくり」に関わる従業員などの「人」にフォーカスし、アーティストたちが葛飾の街を歩き、今も残っている町工場を見たり、従業員に話を聞いたりすることで、感じたことをパフォーマンスとして表現する。
1月下旬から行われた第1期では、立石や四つ木エリアをまち歩きし、国内外の現代アーティストがパフォーマンスを行った。第2期では、立石、四つ木に加えて、柴又、金町、亀有などをまち歩きし、フィリピンのミデオ・M・クルスさんや村田峰紀さんなど6人の現代アーティストが同会場でアートパフォーマンスを披露する。
同プロジェクト代表で、歴史学などを専攻する一橋大学・専任講師の牧田義也さんは「昨年9月に京成立石駅周辺で行われたイベント『愛する立石大作戦』に参加し、こうしたアートイベントも街の皆さんは興味を持ってくれるのではないかと思い企画した。歴史の探究とパフォーマンスの接合を、ぜひ実際に見て楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
パフォーマンスの上演時間は13時~15時。その後、アーティストトークを開催。18日~23日は同会場で映像展示も行う。全て参加無料。同イベントは第3期まで行われ、地域の人たちが主体となりワークショップなどを行う予定。