亀有のカフェ「カフェ・セレソ」（足立区中川4、TEL 03-3606-6799）がディナープレート「かふぇめし」の提供を始め、来店客を増やしている。

　皮素材を取り扱う工房に併設する同店。メーンの客層は20～30代の女性。夜のみの営業だが、パスタやベルギービールなどを提供する。

　「かふぇめし」は、アルコールを飲まない20～30代の単身者をターゲットにしたメニュー。提供のきっかけについて、オーナーの小寺さんは「食事だけをしたい、アルコールは必要としないという来店客が増え、その要望に応じたもの。低価格で提供するのも、毎日でも負担にならないように設定した」と話す。

　メニューは、「目玉焼きハンバーグ」「ポークジンジャー」「ココナッツカレー」の3種類。すべてスープ、サラダが付く。価格は580円。来店客の1人は「ワンプレートでおなかも満足できるし値段も手ごろ。家に帰ってきて晩ご飯を食べている感じがうれしい」と話す。

　今後については、「酒を飲む機会が減ってきているが、ワインを1杯だけ楽しむ利用客もいる。その両者にも喜ばれるようなサービスを続けていき、人が交流していくカフェに成長させていければ」（小寺さん）と意欲をみせる。

　営業時間は18時～24時。月曜定休。