お花茶屋のそば店が新メニュー「そば白玉あんみつ」、男性客にも人気に

そば粉を入れたそば白玉あんみつ。寒天入りのさわやかな甘みが男性客に人気だ。

そば粉を入れたそば白玉あんみつ。寒天入りのさわやかな甘みが男性客に人気だ。

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 お花茶屋のそば店「喜久家」(葛飾区お花茶屋3、TEL 03-3604-4427)が販売している「そば白玉あんみつ」が人気を集めている。

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 同店は1980(昭和55)年に開店。店内は全席禁煙になっている。二代目店主の田村幸吉さんは「そばの風味はとてもデリケートなもの。禁煙は、多くの来店客にそばの風味を楽しんでもらいたいため。店外には喫煙コーナーも用意している」と話す。

 同店は食事が中心で客単価は1,000円程度。以前、食後の甘味はアイスクリームとおしるこのみだったが、7月下旬より「そば白玉あんみつ」の提供を開始。食後の女性客だけでなく、清涼感のある甘味を求める男性客からの注文も増えているという。

 同メニュー提供のきっかけについて、田村さんが「お客さまから要望は何度もあったが、品質のいい寒天の入手が不可能だった。今回、満足のできる寒天が手に入り提供できるようになった」と話す。

 通常のあんみつと異なり、白玉の中にそば粉を配合しているが特徴。オリジナルの白玉はそば粉の風味を生かしながらも、白玉のモチモチ感を大事にした。「白玉の上にそばの実を乗せることによって食感をアピールしている」とも。価格は550円。また、同商品にアイスクリームの乗せた「クリームそば白玉あんみつ」(650円)が「一番人気」だという。
今後について、田村さんは「通年を通して、そば文化の伝統を守りながらみんなに愛されるメニュー開発し、そばにより親しんでほしい」と話す。

営業時間は昼=11時~15時、夜=17時~20時。月曜定休。

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