タカラトミーアーツ(葛飾区立石3)は11月25日、携帯型エコ&エチケットグッズ「ケータイ音姫」を発売した。同商品は、TOTO(福岡県北九州市)と同社親会社タカラトミー(立石5)のコラボレーションによるもので、同社が商品化した。
TOTOのヒット商品である「音姫」は1988年に登場し、現在で多くのオフィスや商業施設に設置され、内蔵ウォシュレットを含む累積出荷台数は100万台を突破。現在では女性のトイレシーンに欠かせないアイテムとなり、認知度は高い。
TOTOによると、女性が1回のトイレ使用で水を流す回数は平均で2.5回で、そのほとんどは布ずれや排尿音をごまかすためとされている。同商品は音姫が内場所でも疑似音が発生するように小型化し、持ち運びやすいデザインにした。
同社アーツトイ企画部の津久井朋子さんは「TOTOの度重なる検査を受け、本家の商品と同じ音を再現した」と話す。同商品は複数の水流音を再現することにより、女性が気になる音を限りなく消去するように工夫した。ボタンを一度押すと約2分間、音が流れる。
女性が所持することを想定し、「常にポシェットやバッグに入れても邪魔にならないアイテムを想定した。さまざまな女性に適応する『丁度いい』デザインにこだわった」とも。
タイプは「リボン」と「フォレスト」の2種。価格は各1,449円。全国の雑貨店、量販店、スーパーなどで販売する。