堀切水辺公園(葛飾区堀切1)で1月30日、「第2回堀切大凧(たこ)揚げ大会」が開催される。
昨年、地元・堀切中学のOBメンバーが初めて企画・開催したもので、今年で2回目。1回目は堀切中学校と「白根大凧合戦」で有名な新潟市南区白根地区のメンバーなど約500人が参加。当日はあいにく雨天に見舞われたが、約24畳分の大凧を空に揚げた。
今年も白根大凧合戦のメンバーが来場し大凧を揚げる。来場者には小凧を貸し出すほか、白根地区のある新潟県産の農産物の販売会なども行う。
同事業は葛飾区教育委員会が進める「地域運営モデル事業」として行われるもの。同地域には都内でも有数のしょうぶ園「堀切菖蒲園」(堀切2)などがあるが、今回の事業について区の生涯学習課の担当者は「観光資源の発展だけではなく、地域住民による企画で、地域の活性化、また地域住民同士の交流の場になれば」と期待を寄せる。
同モデル事業の期間は3年で、現在2年目。金銭的な支援のほか、企画や運営などのソフト面の支援なども行う。現在区内では堀切地域と新宿地域の2カ所で同事業を支援している。「今後も地域住民が主役となるような、新しい街づくりの活動を支援していきたい」(同担当者)とも。
開催時間は13時30分~15時30分。農産物の販売は13時~。小雨決行、荒天中止。