亀有のとんかつ店「かつ平」（葛飾区亀有5、TEL 03-3628-4486）が10日1日から、新メニュー「カツ海舟」の提供を始めた。

　同店は、オープンしてから10年近い豚料理専門店。とんかつをはじめ、国産のSPF豚を使った料理が中心。地元の家族連れや会社員が主な利用客で、客単価は昼＝800円、夜＝2,500円。

　カツ海舟は、ロースカツ、ひとくちヒレカツ、串かつ、カニクリームコロッケ、海老カツ2本、串揚げ3本を通常刺身に使う舟盛りで提供するもの。ボリュームは2～3人前で、単品を組み合わせて注文すると3,000円以上になる。

　同メニューのきっかけについて、店主の手塚太志郎さんは「常連客だけでなく、インパクトのあるメニューを提供することで新規客の目に止まってもらえれば。近年は龍馬伝を中心とした幕末ブーム。その幕末ブームにあやかったネーミングにした」と話す。

　同店には座敷席があり、「これからのシーズンは宴会メニューが中心となる。とんかつの舟盛りというちょっと面白い提案も、今後の忘年会シーズンでは目立つと思った。早い時期から登場させることによってハイシーズンの時期に定着させたい」と忘年会需要に期待を寄せる。

　価格は2,800円。営業時間は11時～14時、17時30分～23時。月曜定休。