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亀有「つけ麺 道」が食べログ「東京ベストラーメン」6位に-年末はコラボ麺も

表彰状と自慢のブリュレを手にする店主の長濱さん。

表彰状と自慢のブリュレを手にする店主の長濱さん。

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 亀有にあるつけ麺を中心としたラーメン店「つけ麺道(みち)」(葛飾区亀有3、TEL03-3605-8578)が「食べログ」の「東京ベストラーメン2010」で6位にランクインした。

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 同店は昨年7月に開店。店主の長濱洸也(23)さんは受賞に関して「多くのお客さまに愛されていると感じた。最初は手紙が届いて何の受賞かさっぱりわからなかったが、開業わずかにかかわらず受賞できるのはとても名誉なこと」と話す。

 長濱さんは埼玉県草加市の生まれ。高校卒業後、料理人になるべく調理師専門学校に入学。卒業後は飲食業で独立を目指したが、「もともと人見知りで人と話すことがとても苦手だった」ということもあり、居酒屋などの飲食業で修行。さらなる修行で一時はホストに転身したものの「同じ接客業でも全く違う世界。なじめなかった」と笑う。

 その後高校時代からアルバイトの経験もありラーメン業界に転職。ラーメン店数店舗で仕事をしている中、居抜きで現在の店を紹介された。「自分1人の目が届くほどの広さを求めていたのでピッタリだった」。店舗はカウンターのみの8席のみに変更し、開業に備えた。開業後は人見知りも次第に減ったという。

 濃いめのスープと12分のゆで時間のかかる麺が特徴の同店。「本当のおすすめ」は「特製ブリュレ」(200円)だという長濱さん。つけ麺店にブリュレという異色の組み合わせについて、「もともと大の甘党で菓子職人を目指したほど。バニラビーンズから香りを出すようにするなど全て手作りで仕上げている。女性だけでなく常連さんにも褒められる裏名物」と話す。

 今後について、長濱さんは「お客さまからは2店舗目や店舗の拡大なども言われるが、自分の目で味を確かめられる範囲で成長していければ」と話す。

年末には「中華蕎麦とみ田」(千葉県松戸市)、「麺処ほん田」(北区)、「麺屋 一燈」(葛飾区東新小岩1)とのコラボ企画で「プレミアム年越しつけめん~心の味噌つけめん」を提供する予定。 価格は1,000円。電話か来店の完全予約制となっている。

 営業時間は11時30分~売り切れまで。月曜定休。

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