亀有公園で11月8日、「第2回両さんベーゴマ大会」が開催される。
同イベントは午前10時からベーゴマと大会の参加チケットが配られる。ブロックに別れた予選会から勝ち残った参加者が決勝ラウンドに進出。優勝者には特製「少年勘吉特大ベーゴマ」の賞品が用意されている。同イベントは今回で2回目で、前年度の優勝者は女性だった。
イベントを協賛するキリンビール東京統括支社(東京都中央区)は「キリンの生を飲んで両さんベーゴマ大会を応援しよう!」キャンペーンを行い、同社が販売する生ビール樽キャップ1個につき100円を寄付するもの。キャンペーンは亀有3丁目と5丁目のキリンの生ビールサーバー設置の飲食店約40店舗が対象で、9月1日から10月末日までの2カ月間行われた。
寄付金は同大会を主催する亀有地区商店街協議会に寄贈され、同イベントで配られる500個のベーゴマの代金の一部として使われる予定。目標金額は7万円で現在集計中だが、同社担当営業で同企画の立案者、石井綾子さんは「おおむね目標を達成している」と話す。
同社は「好きです味な東京味な店」というコンセプトを掲げ、地域との連携を図っている。「2年間亀有を担当して、コンセプトに合った地域だと思っていた。キリンビールを飲むだけでなく、地域に貢献できる活動をしたいと思っていた。他社とは異なり店舗だけでなく街全体を応援したい。下町らしいベーゴマ大会を応援することで街全体を元気にしたい」(同)と話す。
キャンペーンは店舗でのポスター告知のほかに、地元のフリーペーパー「じーも」でも告知を行った。じーもを運営するじも研(葛飾区亀有3)の担当者は「ビールを飲むことで子どもたちの笑顔が増やせる企画を、今後も一緒に行っていきたい」と話す。