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ガリガリ君をかき氷にする「おかしなカキ氷」、タカラトミーアーツが発売へ

おかしなカキ氷でカキ氷を作る矢野さん

おかしなカキ氷でカキ氷を作る矢野さん

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 人気アイスキャンディー「ガリガリ君」専用のかき氷製造機「おかしなカキ氷 ガリガリ君」が6月下旬、タカラトミーアーツ(葛飾区青戸4)から発売される。

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 同商品は赤城乳業(埼玉県深谷市)のヒット商品「ガリガリ君」を本体にセットし、ヘッドキャップを回転させると、かき氷となって出てくるもの。キャラクターグッズなど多く関連商品が販売されているガリガリ君だが、同商品は初めてガリガリ君本体を使う商品としてライセンスを受けている。

 スナック菓子をふりかけにする斬新な商品「おかしなふりかけ」の開発者としても知られている同社ぬいぐるみライフ事業本部ライフ企画2部部長の矢野博之さんが開発を手掛けた。

 矢野さんは「おかしなふりかけの開発段階で、スムージーが作れないかジュースを凍らして試してみた。しかし、濃度が偏る点があり、濃度が均一化されているアイスキャンディーを削る案を考えついた」ときっかけを話す。ガリガリ君専用にした点については、「アイスキャンディーの代名詞で、自分を含め多くの世代のファンがいる。自分の好きなものを考えたらガリガリ君しか対象にならなかった」とも。

 開発段階で気付いた点について、「堅いアイスキャンディーでは気付くことが少なかったが、削るときに空気が入り香りが出てくる」と矢野さん。香りについては、「想定していなかったが、とても爽やかで清涼感を与えてくれる香りがする」という。

 安全面・衛生面などを考慮し、商品のパーツは全て分解・水洗いできる構造にし、ガリガリ君を削るおろし金はプラスチックでけがをしにくいように設計した。「単なるアイデア商品ではなく、子どもを含めた家族で使うからこそ安全面と衛生面を一番に考える。安全・安心でなければ価格が安くても購入までには至らない。常に親の立場や子どもの目線で開発している」

 ガリガリ君に合わせて「ソーダ」「いちご」の2種を用意する。価格は995円。

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