葛飾区郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3)で1月28日、葛飾探検団の活動報告会「葛飾を極める」が開催される。
葛飾探検団は結成から10年になり、構成メンバーは同博物館のスタッフと区民が中心となり80人ほどが在籍している。主に葛飾区内の施設や歴史などを訪れ研究発表している。
3回目となる今回は「葛飾を極める」をテーマに、それぞれ1年間の活動報告を行う。団員は各ワーキンググループに分かれ「戦争遺跡」「柴又参道」「かつしか昭和の風景」「探検団10周年記念事業」の4つのテーマで報告する。
併せて、団員個人の研究発表も行う。中には「おいしい酎ハイの飲み方」をテーマにした題材で講演する人も。同館学芸員の谷口栄さんは「詳細は聞いていないが、どの発表も『自分が探検する』『研究する』というテーマにすると異なった見方ができる。この10年さまざまな目線で葛飾を研究してきた成果を聞いてもらえれば」と話す。
同探検団では現在、24年度の団員を募集している。「今後も、より深く葛飾を研究していきたい。活動を通して葛飾をピーアールできれば」と谷口さん。
報告会は10時から。入場料100円が必要。