葛飾区立郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3、TEL 03-3838-1101)は現在、12月1日から開始するプログラム「12月から新番組「ミュージック・プラネット~2012 Christmas Edition~」」に投影するメッセージを募集している。
同番組は今年で4年目。番組内容は3部構成となっており、国内外のクリスマスソングに合わせ、星座から古代人のメッセージを読み解いたり、宇宙の広大なメッセージに思いをはせたりする内容。そのほか、事前に応募したメッセージをプラネタリウムに投影し読み上げる。当選者には事前に通知し、読み上げの上映時間などを告げる。
同企画を担当する専門調査員の湯澤真実さんは「今まで恋人のメッセージだけでなく、家族やペットへのメッセージなどさまざま。会場で読み上げる際は、本人の気持ちに添って、なるべくコメントしていくよう心掛けている」と話す。
昨年は遠距離恋愛などのカップルたちが同イベントに参加し好評だったという。同館学芸員の新井達之さんは「プラネタリウムは解説員と観客1人という関係になるが、このイベントのときだけはほかの誰かのメッセージとコミュニケーションができる。普段言わない言葉でも、暗闇の中では素直に受け止め共感することもできるのでは」とも。
応募は館内のメッセージボックスまたは同館ホームページで専用用紙をダウンロード後、ファクスかはがきで受け付ける。応募締め切りは今月23日。