保育所TKチルドレンズファーム(足立区谷中3)で12月20日、クリスマス発表会が開催された。
同イベントは同保育所開設からの恒例行事で劇や歌の発表やゲーム大会などを行う。会には児童の父母なども参加し、日ごろの学習成果を発表する。
3~5歳児のクラスでは劇の発表が行われた。例年は、練習では成功していても本番になると泣き出したりするなど失敗も多いが、「今年はどの児童も練習以上の成果が出たと思う。子どもたちが成長している証拠。父兄の皆さんも毎年非常に喜んでくれている」と園長の中山さん。
会の途中ではサンタクロースに扮(ふん)した男性がプレゼントを配る一幕も。0~2歳児クラスでは泣く児童が多かったが、3歳児クラス以上では順番で並んでお礼を言う姿も見受けられた。
サンタクロース役を演じた榎さんは「子どもの行儀の良さに驚いた。子どもの喜ぶ姿を見ているとまた来年もサンタクロース役をやってみたくなった」と感想を話す。
同施設では季節を通したイベントだけでなく、買い物や英語、コンピューターを使った独自の体験学習を行っており、同園長は「クリスマス発表会だけでなく、さまざまな体験を通して児童たちが自発的に成長していくきっかけをつくっていきたい」と抱負を語る。