7月23日、葛飾区柴又野球場(葛飾区柴又7)で開催予定だった「第47回葛飾納涼花火大会」が中止となり、DJポリスが登場した。
中止が決定したのはゲリラ豪雨が降り出した打ち上げ開始15分前。打ち上げ台に設置されていた1万2000発の花火玉が水にぬれたため、19時すぎに中止が決定した。
会場に続く特設大階段横ではカッパを着た「DJポリス」も登場。機動隊の指揮車上で「花火大会は残念ながら雨になってしまいましたが、この先も都内では花火大会がいくつもあります」「家へ帰るまでが花火大会です。風邪をひかないよう温かいお風呂に入ってください」と軽妙なアナウンスで誘導した。
見物客にビールやつまみなどを特設販売した「zakka cafe野道」の大塚恭子さんは「記憶する限り、柴又の花火が見られなかったことは初めて。この花火を見ないと夏が来た気がしないので残念。来年に期待している」と話す。
花火大会の準備と片付けを行った葛飾区観光協会スタッフは「多くの見物客が足を運んでくれたが、突然の雷雨で残念。来年は天候にも恵まれた中でにぎやかに行いたい」と期待を託した。
同花火大会の有料指定席の払い戻しが行われる。詳しくは葛飾区のホームページで確認できる。