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亀有でアーティスト集団「じゃぽにか」が個展-コンセプトは「悪のり」

カラフルな会場に寝そべる有賀さん(左)と村山さん(右)

カラフルな会場に寝そべる有賀さん(左)と村山さん(右)

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 亀有の「ギャラリーバルコ」(葛飾区亀有3)で3月8日から、個展「じゃぽにかの誰でもデュシャン☆」が開かれる。

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 「じゃぽにか」は現代アートのオルタナティブアートクラブ。世間のあらゆる事象具象を「悪のり」でちゃかす不快感と笑いの融合をコンセプトに、「炎上している風」のインタラクティブアートを発信する。メンバーは村山悟郎さん、有賀慎吾さんはじめ、主に6人で活動。いずれも個人では若手の現代アート作家として評価が高いが、同グループの活動となると賛否両論の声も多い。第17回岡本太郎現代芸術賞での特別賞を受け、さらに現代アート界に混乱を招き、今後の動向に注目が集まっている。

 同展はTV番組「誰でもピカソ」をもじり、現代アートの先駆けと称される芸術家マルセル・デュシャンと掛け合わせて企画された。内容は展示空間にスタジオを設け、同グループの友人やアーティストなどゲストとともに参加型のパフォーマンスアートを行い、その一部始終をユーストリームで配信。他にも、過去の作品映像なども展示する。

 展示に先駆け、有賀さんは「開催期間、来てくれた人を巻き込んでコント的に面白い作品を配信したい」とし、今後の活動について、村山さんは「グループとして『実体のないリアルな炎上』を模索していきたい」と今後の活動に意欲を見せる。

 展示期間は今月16日まで。水曜休廊。ユーストリーム配信は15時(一部)と17時から。

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