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リカちゃん、3人組ユニットでアイドルデビュー、ARアプリ連動動画も

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タカラトミー(葛飾区立石7)の着せ替え人形「リカちゃん」が4月16日、ユニット「HGS(エイチジーエス)」として楽曲配信を始めアイドルとしてデビューする。

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 リカちゃん事業の新たな試みとして1年ほど前から構想があった同企画。女の子が憧れる「アイドル」をテーマとしたもの。過去、着せ替え衣装などのテーマでアイドルの要素はあったものの、楽曲を発表し、「本物」のアイドルとしてデビューするのは今回が初。

 設定は、アーティスト養成スクール「原宿ガールズスクール」で日々レッスンに励むリカ、ツバサ、ミサキの3人がオーディションに合格し、晴れてアイドルユニットとしてデビューするというもの。

 デビューにあたり、サザンオールスターズや福山雅治さんなどのマネジメントを手掛けるアミューズ(渋谷区)が全面協力。第1弾シングル「ミニヨン☆パピヨン」は、プロの作曲家や振付師も参加してCGムービーも制作。同日、iTunesをはじめ、主要配信サイトでリリース。3人のキャラクター設定を生かしたダンスと、リカちゃんで遊ぶターゲット年齢が小学校高学年までということから、楽曲は「友情」をテーマにしたものとなっている。

 商品は「原宿ガールズスクール」シリーズとして、今月19日に発売。人形にインカムマイクとして付けることができる「アプリチャーム」にはリカちゃんで初めてAR(拡張現実)を組み込み、アプリをダウンロードした端末機器をかざすと、同ユニットのCGムービーの視聴や、ダンスゲーム、着せ替え、写真撮影などが楽しめる。アイドルがテーマのため、リーズナブルな小物セット(350円)や、今まで季節色が強く定着が難しかったスイムウエア(800円)なども随時発売する。

 ドール・ガールズ事業部の伊東淑江さんは「現実と仮想が乖離(かいり)するのではなく、イコールの『いつもそばにいてくれるアイドル』としてARでもリカちゃんと遊んでほしい」と話す。「着せ替えやごっこ遊びが子どもの創造力を伸ばすことに有効であるため、今の流行に乗り、アイドルというテーマでもっと着せ替えなどをしてほしい」とも。

 「リッチウェーブ×LICCA」「ポップンメイク×TSUBASA」の価格は3,800円。「まちゃモリ×MISAKI」(3,800円=価格は全て税別)は7月発売予定。全国の玩具専門店、量販店の玩具売り場などで扱う。

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