サンドブラスト工房やまき(足立区中川4、TEL 03-3605-1477)は現在、恒例の「夏休み工作教室」を開講している。
同工房が開く工作教室は今年で4年目。期間中、通常サンドブラスト作品の販売・製造を行っているギャラリーの奥にスペースを特別に用意。サンドブラストの作業で実際に行われるブラスターも、子どもたちが体験できる。
今年の教室では、ネームプレート・風鈴・花瓶の4種類の中から選ぶことができる。受講料は、タイル・ネームプレート・花瓶=2,000円 風鈴=3,000円。
今年で3度目の体験教室となる宇佐見大河くん(10)と初体験の田中果歩ちゃん(11)はネームプレートを体験。タイルにシールをり付け、自分の名前やメッセージを考え、シールをカッターではがす作業に、大河くんはお父さんの手を借りて共同で行った。ブラスターではやまきの松本和嘉子さんが子どもたちに寄り添って指導。「サンドブラストで削る時とても楽しかった」と果歩ちゃん。
田中海くん(10)風鈴を体験。ミニチュアの浮き球にデザインされたシールを貼り、残された部分をブラスターで削った。削られた浮き球にガラス棒と用意されたビーズをたこ糸で結びつけ完成。風鈴の作成にはお母さんも手伝い、親子の思い出にもなった。
同工房の松本さんは「夏休みの工作をもっと自由に楽しんでもらいたいと思い夏に開講している。今後もさらに体験できるようにメニューを増やしていきたい」と話す。
営業時間は10時~19時。日曜定休。開講期間は今月31日まで。夏休み期間以外には大人も体験できる教室も開いている。室のほかにサンドブラスト作品の販売、受注を行っており、オーダー商品を受け付けている。