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亀有のうどん屋で縁起物「年明けうどん」-麺の新文化を発信

かまぼこが乗った「年明けうどん」

かまぼこが乗った「年明けうどん」

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 西亀有の「自家製麺うどん五葵(いつき)」(葛飾区西亀有3、TEL 03-6321-5797)で1月4日~15日、注文したうどんに「かまぼこトッピング」を添えるサービスを実施している。

豊富なメニュー

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 同店は2013年10月にオープン。強いコシと硬さが特徴の、山梨県富士吉田市の名物「吉田うどん」を23区内で唯一味わえる。本場の富士吉田市にも多い民家スタイルで、座敷16席、カウンター7席。吉田うどんを「黒」、讃岐うどんを「白」として、約15種類あるメニューでそれぞれ麺を選ぶことができる。

 同サービスは、2008年に「さぬきうどん振興協会」が新たな麺食行事の普及を目的に始めた「年明けうどん」に由来。うどんが太くて長いことから長寿を祈る「縁起物」とし、それに「紅」(かまぼこ)を添え新年に食べる慣習で、讃岐地方では年越しそばに続く新たな麺文化として注目を集めている。

 同店が同サービスを実施するのは今年が初めて。店主の戸部さんは「讃岐地方では新たな麺食として同慣習が広がりつつある。もっとうどんを食べてほしいという思いがあり、実施することにした」ときっかけを語る。今年の抱負として「吉田のうどんをもっと東京の人にも知ってもらいたい」とも。

 営業時間は、11時~14時30分、17時~21時。定休日は、第2・4日曜(連休の場合営業)、連休翌日、第1木曜、第3・5木曜の夜。駐車場4台完備。

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