葛飾エフエム放送（かつしかエフエム）で、日本ワインをテーマにした番組「東京ワインストーリー」の放送が始まり1カ月がたった。

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　毎回30分の番組内で、各地の日本ワインを取り上げて、1本のワインの作り手の思いや飲み方、特徴などを紹介する。第1回は熊本ワインの「菊鹿シャルドネ」、第2回は神戸ワイナリーの「ベネディクシオン・ブラン」が登場。ワインの中でも、原料であるブドウを含め、一から日本で生産されている「日本ワイン」が番組の主役となる。

　「テレビと違って映像がないぶん、想像していろいろと楽しめるのでは」とパーソナリティーのtackさん。作り手の思いを通してワインに気軽に親しんでほしいと、生産者の生の声も届けている。同番組の最大の特徴は、番組内で紹介された日本ワインは、番組とともに日本ワインを応援する飲食店で飲めること。現在、応援を担う飲食店サポーターは都内近郊に6店舗あり、気になった日本ワインを直接味わえる環境も整っている。実際にリスナーが店舗に足を運び、放送内容がコミュニケーションの糸口になっているという話もあるという。

　「日本ワインを一緒に応援してくれる飲食店サポーターは随時募集中。葛飾でも日本ワインを楽しめるお店が広がればうれしい」と、同番組を制作する木島さん。第3回の放送では、くらむぼんワインの「ソルルケト甲州2014（白）」を取り上げる。放送は、第2・4週の木曜夜19時から。