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映画「あぶない刑事」に登場する日産車がミニカーとチョロQに

チョロQzero あぶない刑事01 日産GT-R 2014 (C) 2016 「さらば あぶない刑事」製作委員会

チョロQzero あぶない刑事01 日産GT-R 2014 (C) 2016 「さらば あぶない刑事」製作委員会

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 タカラトミー(葛飾区立石7)は2016年1月30日、シリーズ10年ぶりの新作となる映画「さらばあぶない刑事」の公開を記念し、撮影に使用された日産自動車(神奈川)の車を、子会社のTOMYITEC(栃木県)のミニカーとチョロQとして発売する。

日産GT-R 2014/未塗装サンプル (C) 2016 「さらば あぶない刑事」製作委員会

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 「あぶない刑事」シリーズは、舘ひろしさんと柴田恭兵さん演じる刑事コンビの活躍を描いた作品。新作は約10年ぶり7作目の劇場版で、シリーズの完結編となる。日産自動車は、1986(昭和61)年に放映された同作品の初代ドラマシリーズから、撮影に数々の車両を提供してきた。新作映画にも、主役のタカとユージが乗る覆面パトカーのNISSAN GT-Rをはじめ、スカイライン(R34型)、レパードなど数々の日産車が登場する。今回、映画を含めた歴代シリーズの名シーンに登場した日産車を、トミーテックが大人向けミニカー「トミカリミテッドヴィンテージNEO」、デフォルメミニカー「チョロQ zero」として商品化する。

 「トミカリミテッドヴィンテージNEO」は、トミカが誕生した1970(昭和45)年以降の名車をミニカーにするシリーズ。同作品に登場する日産GT-Rは、2014年型の赤メタリックを、覆面パトカー仕様で再現。番組の象徴とも言えるレパードは、金色ツートンの前期型をモデルにしている。商品開発で苦労した点について、 トミーテックの圓道智さんは「昔の作品はほとんどそうだが、車の詳細が資料として残っていることは少なく、残っている映像から判断するしかない。今回もリサーチに時間がかかった。新作のGT-Rに関しては、ボディーカラーのツヤ、色調に注力した」と圓道さん。「細部の作り込みも1/64スケールの常識を越えている」という。

 「チョロQ」は、実際の車をディフォルメしたミニカーの一種で、主にぜんまいバネで駆動する。今回コラボした「チョロQ zero」シリーズは、「チョロQとしての原点回帰」や「ゼロからの新規開発」がコンセプト。「トミカリミテッドヴィンテージNEO」同様、映画やテレビにシリーズに関する日産車をモチーフにしている。最新作に登場する「日産GT-R 2014モデル(赤)」はリアウイングやフロントフェンダーなどのエッジをシャープに表現。劇中同様、赤色灯も装着している。圓道さんは「精密さとチョロQらしいかわいらしさの両立が見どころ」と話す。

 リリース後の反響について、圓道さんは「トミカリミテッドヴィンテージNEOのファンの方からは、『待っていました』という声が非常に多かった。チョロQ zeroに関しても、もともと80年代の車種に強いイメージがあることと、デフォルメされた形の親しみやすさから、それぞれ良好な反応を頂いた」と話す。「シリーズでは久々の日産車登場ということもあり新作映画への期待値も高く、ミニカーもその分注目を集めている。映画公開後の発売となるので、ぜひ映画を見た後、机上でその活躍を再確認してほしい」と呼び掛ける。

 価格は、チョロQ zero「あぶない刑事01 日産GT-R 2014モデル(赤)」=2,400円、「02 日産レパード(金)」=2,200円、トミカリミテッドヴィンテージNEO「あぶない刑事01 日産GT-R 2014 (赤)」=3,000円、「あぶない刑事02 日産レパード(金)」=2,800円(以上、全て税別)。

 販売開始は2016年2月を予定。

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