東金町運動場(葛飾区東金町8)で10月12日、FCバルセロナスクール葛飾校の特別サッカークリニックが行われた。
当日は「体育の日」にちなんで、同区ではスポーツイベント「かつしかスポーツフェスティバル2015」が区内各所のスポーツ支援施設で同時開催。主催の教育委員会事務局生涯スポーツ課からの要請に、一般財団法人キッズチャレンジ未来を通じて、FCバルセロナスクール葛飾校が快諾したという。
クリニックは最初に、コーチが教えたスペイン語で「おはよう、こんにちは」を意味する万能のあいさつ「オラ(Ola)」という元気な声から始まった。。ロンド(鳥かご)と呼ばれる代表的なトレーニング方法をはじめとした、FCバルセロナ(FCバルサ)の持つ独自の選手育成システム「バルサメソッド」によるトレーニングが行われた。当日のプログラムは、バルサを代表するメッシ選手やイエニスタ選手らが育成時代に学んだトレーニングだという。
クリニックは、参加した選手とコーチ陣が手をつないで大きな輪をつくり、FCバルサがリーグ戦で優勝した時に披露される儀式でもある民族舞踏「サルダーナ」で幕を下ろした。
同校のテクニカルディレクターのアンドレウコーチは参加者へのあいさつで「日本の体育の日ということで、日本人の選手にバルサのトレーニングに参加してもらってうれしかった」と笑顔を見せた。