「Krush-67kg」第4代王者の渡部太基選手が2月17日、青木克徳葛飾区長を表敬訪問した。
「Krush(クラッシュ)」は、解散した全日本キックボクシング連盟に代わり、2009年から「K-1」を運営するグッドルーザー(東京都港区)が主催するキックボクシングイベント。
渡部選手は1月17日、東京・後楽園ホール(文京区)で行われた「Krush.62」タイトルマッチで320人の応援団が後押しする中、王座を獲得した。今回の表敬訪問は、渡部選手が地元・葛飾で、地域活動やスポーツ推進に協力したいとの思いから行われた。
訪問で渡部選手は「地元葛飾へ世界のベルトを持ってくる」と意気込みを見せ、青木克徳葛飾区長は「葛飾は区民みんながスポーツを楽しめるよう活動を積極的に取り入れている、時間のある時に協力してほしい。渡部選手の活躍は葛飾区の誇り。今後も課題を乗り越えて世界を目指してほしい」とエールを送った。
渡部さんはこのほか、キックボクシングの社会認知度向上のため「多くの人に試合を見てほしい」と話し、葛飾の子どもたちに向け、「嫌なことも辛いこともあきらめないで続けていれば結果が出て良いことがある。継続は力なり」とメッセージを送った。