カフェ&ギャラリーaire ameno(葛飾区堀切4、TEL 03-3697-3521)で8月5日から、「ドウグヤの灯(あか)りと家具展」が開催される。
同展は、埼玉で家具の修理工房で働く傍ら、「ドウグヤタサキ」の屋号で身の回りにある素材を元に照明や家具などを作る田崎和延さんによる展示販売会。「新しいものより、身近にあるものをリメークして何かを作るのが好き」という田崎さんは、もともと明かりに関心があり材木や和紙、鉄などを素材にした照明を製作してきた。5年前からカトラリーや家具製作なども手掛け、今回の展示に向け用意してきた手作りのスツールや照明、モビールがカフェのギャラリーにレイアウトされる。
期間中は木のスプーンを作るワークショップも開く。「自分で作ったものを暮らしの中で使う喜びを多くの人と分かち合えたら」というカフェオーナーの思いも重なり企画された。
参加者は、事前に荒削りされている桜・ブナ・ウォルナットの3種の木から1本選んで、紙やすりをかける作業のみでマイスプーンを作ることができる。手になじむ仕上がりには個人差はあるが、完成までの時間は30分から1時間ほど。「形はもちろん、色や手触りも違うので、自分好みの1本を家族や友達と作って楽しんでもらえたら」と田崎さんの妻・歩さん。
開催時間は12時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。ワークショップは予約制で、参加費は大人=2,500円、小人=1,200円(いずれも1ドリンク付き)。申し込み・詳細はaire amenoへ。
今月7日まで。