葛飾のワンストローク教室「とらべ」(白鳥2)で10月30日~11月5日、オープン3周年を記念した展示会を初開催する。
「ワンストローク(技法)」は、平筆の両角に異なる色の絵の具を付けて一気に描く絵画技法。
米国発祥という同技法を習得した堀内治彦さんは2013年、自宅を改装して、葛飾での活動拠点として教室を開講した。
3年間の活動を振り返り、地域への感謝の思いを込めて企画した同展では、堀内さんの作品や教室に通う生徒たちの作品を展示する。木材、ガラス、金属などさまざまな素材で作った時計や木工棚などに、ワンストローク技法を使って描いた立体的作品が多く並ぶ。
当日は会場でランプシェード作家の坂東莉江さんによるワークショップも行う。坂東さんの作品も併せて展示し、会場内を彩る。
堀内さんは「絵が苦手な人にも取り組みやすい不思議な技法であることを見て知ってほしい」と話す。来場者の前でワンストロークを使って絵を描く実演も予定している。
期間中、日頃のレッスン風景も見学できる時間や最終日には交流会を設け、多くの人にワンストロークの魅力を伝えたいと工夫を凝らした展示を行うという。
堀内さんは「まだ日本ではなじみのないワンストロークだからこそ、気軽に親しんでもらえるとうれしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~17時。入場無料。