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葛飾・立石で初めての「呑んべ横丁祭り」 ディープな裏路地の魅力探る

呑んべ横丁を象徴するシンボル

呑んべ横丁を象徴するシンボル

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 バーやスナックが軒を連ねる立石の「呑(の)んべ横丁」で11月27日、「呑んべ横丁祭り」が開催される。

馴染みのお客(前列)とスナック知花子のママ(奥)

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 同イベントは、立石でまちづくりを目的に活動する有志団体タテイシデザイン・プロジェクトが、「立石らしさや下町の風情が何かを参加者と探りながら、まちの魅力を一緒に発見し伝えていきたい」と企画した。

 呑んべ横丁内の主に6店舗を会場に、地元郷土研究家のトークショーや立石のまち並みを描いた絵画や写真の展示会、きたかたよしろうさんのフォークライブ、スナックで本格ボードゲーム会、審査付きカラオケ大会など幅広い10の催しでお祭り感を演出。パネリストを中心に呑んべ横丁を通じて「路地裏」の意味を考えるフォーラムも開く。

 参加者は受付となる「春夏秋冬」(葛飾区立石7)で料金を支払い、呑んべ横丁の各店舗の紹介冊子とワンドリンク引換券を受け取り、自由に回る。ワンドリンク引換券は指定の店舗で使うことができ、それ以上の支払いは各自が行う。日曜が定休の店舗も同イベントに合わせて当日はオープンする。

 「みんなで一緒にまちをつくる住民参加のためのきっかけづくりにしたい」と同団体代表の石川寛子さん。「この町が積み重ねてきた歴史や文化をひもときながら、参加者それぞれがまた町に魂を込めていける機会になれば」と話す。

 呑んべ横丁組合の夏井知花子会長は「これほどの規模のイベントは初めて。一緒に思い出となる一日をつくってほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~21時。参加費は1,000円。問い合わせは石川さん(TEL 090-8727-7021)まで。

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