みそ汁とおにぎりのテイクアウト専門店「みそ日和」(葛飾区新小岩2)が葛飾・新小岩のシェアキッチンで営業を始めて、7月5日で1カ月がたった。
同店は、飲食店経営者や開業を検討している人向けに、異なる特色を持つ3つのシェアキッチンやコワーキングスペースなどを提供し、経営勉強会も開いている飲食業特化型のインキュベーションラボ「東京tebiki隣(となり)」のサポートによりオープンした。葛飾区出身で店主の宮永彩夏さんは現在、飲食店経営を学びながら、テイクアウト型のシェアキッチンで毎週金曜のみ営業している。
普段は保育士として働き、過去にはカフェスタッフやキッチンカー販売の経験を持つ宮永さんは「もともと飲食店をやりたいと思っており、みそ汁が大好きなので、みそ汁を軸におにぎりをセットにして提供する店にした。野菜多めのみそ汁なので、働いている人に気軽に栄養を取ってもらいたい」と話す。
メニューは、塩むずび2つと日替わりの「基本のみそ汁」におしんこが付いた「朝セット」(650円)と、「選べるおにぎり」(「塩むずび」「梅ゆかり」「たぬき」から2つ)と「選べるみそ汁」(「基本のみそ汁」「豚汁」から1つ)におしんこが付いた「昼セット」(900円)。「基本のみそ汁」は5種類のみそをブレンドした「優しい甘み」のみそと、宮永さん「こだわり」のだしを使っているという。
「東京tebiki隣」を運営するセレナの近藤卓社長は「みそ汁を軸とした業態は面白いと思った。ここで経験を積んで夢をかなえてもらいたい。今後も気軽に始められるシェアキッチンを多くの人に使ってもらい、飲食店にチャレンジしたい人をサポートしていきたい」と話す。
宮永さんは「シェアキッチンには調理設備やレジまで最初からそろっているので始めやすかった。随時、アドバイスももらいながら成長している。この店で学んだことを生かして、将来的に自分自身の店を持ちたい」と意気込む。
営業は金曜の8時30分~14時。