スポーツメーカー「SOLUM(ソルン)」(葛飾区立石1)が1月8日、漫画「キャプテン翼」のキャラクターを描いたサッカーボールを発売した。
ボールのサイズは、主に少年サッカーで使われる「4号球」サイズを採用した、「サッカー用」「フットサル用」の2種類。サッカー用はFIFAで採用しているボール素材を使う。フットサル用は床で滑りやすい素材を使うなど、スポーツメーカーならではのこだわりを見せる。
社長の古川将士さんは「キャプテン翼の原作者、高橋陽一さんのイラストの持ち味をサッカーボールで再現するのに力を入れた」と話す。「単純にイラストをデータ化して印刷するだけでは、どうしても細部が塗りつぶされてしまったり、削られてしまったりする部分が多くなり、納得のいく仕上がりにならなかった。キャラクターの襟や髪の毛の雰囲気の調整に時間がかかった」と振り返る。
完成した同商品について、古川さんと同社スタッフは「達成感のある、自慢の出来栄え」と胸を張る。一方、購入者からは「もったいなくて蹴れない」という声も寄せられているという。古川さんは「贈答用や記念品にお薦め、ボールは友達」と笑顔を見せる。
価格は、各5,500円(税別)。