金町自動車教習所(葛飾区東金町1)が6月26日、府中試験場内で行われた「第11回東京指定自動車教習所学科教習競技大会」で優勝した。
「第11回東京指定自動車教習所学科教習競技大会」のトロフィー
全国の指定自動車教習所における学科教習の充実、教習指導員の学科教習指導能力の向上、教習要領などの研さんを図ることを目的に開いた同競技会。東京都にある47教習所を4班に区分し、本年度は12校が対象となった。
同教習所の代表として競技会に出場した、指導員の鈴木裕司さんは「僕の力は1%で、99%が周りで助けてくれた仲間の力。競技会で私が使う資料を仲間が作ってくれた。ありがたく、とても勉強になった」と振り返る。
鈴木さんは「(競技会では)『死角と運転』という項目を選び、交通事故を『起こさない』『もらわない』ようにするため、教習生に伝えたい事を教本が無くても分かりやすく伝えられるよう盛り込んだことが、評価いただけたのは本当にうれしい」と笑顔を見せる。
「ほかの教習所の方々の発表はどれも素晴らしいものばかりで、自身も学ぶ事がとても多かった。会社や応援してくれた仲間にはとにかく感謝している」とも。
同教習所は10月17日、東京都代表として九段下で行われる全国大会へ出場する。