葛飾区のサッカーチーム「南葛SC(TOPチーム)」の試合会場で7月9日、フットゴルフ体験会が行われた。
フットゴルフとは、サッカーとゴルフを融合したスポーツで、サッカーボールを蹴ってゴルフを行うスポーツ。2009年にオランダでルール化され、2012年に第1回のワールドカップも行われている。
同企画は、同チームの後援会会長でキャプテン翼原作者、高橋陽一さんが、日本フットゴルフ協会の公認アンバサダーを務めているということに始まり、実際にフットゴルフを体験した同チームスタッフの賛同を得て実施された。
高橋さんは、フットゴルフについて「ゴルフよりも手軽にできて、サッカーとも違う楽しみがある」と話し、自身も体験会では見事なカップインを決めた。
同企画の実施は6月18日に続いて2回目。前回は雨天で天候に恵まれなかったため、参加者の数にも影響が出たが、この日は天候にも恵まれ、試合開始前とハーフタイムの時間を活用し、小さな子どもから大人までフットゴルフの体験会に参加した。
同チーム事務局の濵本貴裕さんは「最初は『何だろう』と思いつつ、高橋先生に連れられてゴルフ場の18ホールを回ってフットゴルフを体験したが、思いのほか楽しくて、年齢に関係なく楽しめるスポーツだと思った。まだまだゴルフ場でフットゴルフが楽しめる場所は少ないが、南葛の試合会場に来てくれた人たちが、単純にサッカーボールを蹴るということだけでも楽しんでくれたらうれしい」と話す。
濱本さんは「思い切り蹴るより、転がすイメージの方がうまくいく。フットゴルフの体験会はJリーグの試合会場でも行われていることがあるので、Jを目指すチームとしては、この企画を続けていきたい」とも。
フットゴルフ体験会は、南葛SCの試合会場で不定期で開催。試合前とハーフタイムに行われる予定。