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立石に台湾カステラ専門店「プルフ」 元メロンパン専門店経営者、新天地で出店

外装も自ら手掛けこだわった店舗前に立つ店主の渡辺秀樹さん

外装も自ら手掛けこだわった店舗前に立つ店主の渡辺秀樹さん

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 台湾カステラ専門店「PULLF(プルフ)」(葛飾区立石1)が3月31日、オープンした。

商品のラインアップは4種類

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 同店はテークアウト専門の台湾カステラ専門店。商品ラインアップは、一番人気のプレーン台湾カステラ(810円)、抹茶台湾カステラ(864円)、台湾ミルクティーカステラ(864円)、チョコレート台湾カステラ(864円)の4種類。

 店主の渡辺秀樹さんは静岡県を中心にメロンパン専門店を複数店経営していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020(令和2)年春に全店舗を閉店。ステイホーム中、立石のもつ焼き店「宇ち多゛(うちだ)」の焼酎ハイボール缶に書かれていた「当商品の収益の一部は、葛飾区の子供食堂に寄付されます」という表示を自宅で目にし、感銘を受けたという。

 渡辺さんは「メロンパン専門店の葛飾在住スタッフから『葛飾はいいところ』との助言もあり、葛飾を訪れた。立石を見て回るうちに土地のオーラに魅了され出店を決意した」と経緯を話す。

 取り扱う商品は、以前より注目していた台湾カステラに決めていたという。「こんな時代だからこそ『1人』ではなく家族や友達などみんなで、冷やしたり温めたり、蜂蜜を足したり、アイスをのせたりするなど、さまざまなカスタムも楽しみながら分け合ってほしい」と語る。

 購入客の30代女性は「しっとりふわふわ。温め直したり、クリームをトッピングしたりいろいろ楽しめて、子どもも大好き」と話していた。

 今後について、渡辺さんは「落ち着いたらキッザニアのように調理体験ができる店にし、保護者が子どもの成長を感じられるような場を提供することも考えている。子どもたちのため、葛飾のために社会貢献していけたら」と抱負を語る。

 営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。

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