タカラトミー(葛飾区立石7)が7月8日、ボードゲーム「人生ゲーム」の新商品「大逆転人生ゲーム」を発売する。
マス目「リモート会議で下だけパジャマなのがバレた。$8,000はらう。」
人生ゲームは、ルーレットを回してマス目を進み、就職・結婚や出産・家の購入など人生のさまざまなイベントを経て億万長者を目指すボードゲームで、1968(昭和43)年に発売された。
「バブル経済」(4代目・1990年発売)や「女子高生」(平成版X・1998年)、「IT起業」(人生ゲームM&A・2005年)など、時代の世相やトレンドを反映させ、今作が歴代67作目となる。
新作は逆境からの大逆転がテーマで、盤面のルーレット横に4種類の歯車(ギア)があり、で中央の歯車「大逆転ギア」には他人に借金を押し付ける「倍返し」マスや、人生を丸ごと交換する「大どんでん返し」マス、全員の借金を肩代わりする「恩返し」マスなどがあり、歯車の内容次第で、誰にでも大逆転のチャンスが回ってくる。
さらに、シリーズ初の「副業カード」が登場し、本業とは別の働きをする。副業カードの種類は「動画クリエイター」「ハンドメイド作家」「フードデリバリー」などで、「給料日マス」では本業と副業の両方の収入を得ることができる。
ゲーム進行中、昨今話題になっている「リモートワーク」「サブスク」「置き配」などのトレンドワードもあり、現代の事情も反映させるコマなども設置。従来のゲーム性を活かしつつ、現代の動きを反映している。
広報担当者は「コロナ禍で、おうち時間を楽しく過ごせるおもちゃとして『人生ゲーム』や『黒ひげ危機一発』などのアナログゲームが人気を集めており、人生ゲームの2020年度年末年始の売り上げは前年同月比170%となった。今作は、ルーレットと歯車次第で誰もが大逆転可能。子どもから大人まで幅広い世代で一緒に楽しんでもらえるたら」と話す。
希望小売価格は4,400円。